オフィスが寒くてつらい！ エアコン冷えの悩みに、おすすめの冷え対策

つらい、オフィスのエアコン冷え

オフィスで働く女性は、同じ姿勢が続くことにより血流が悪くなり、もともと冷えやすくなっています。足の筋肉を使うことが少ないせいで、水分が末端にたまり辛いむくみにも悩まされます。これにさらに悩みが加わる夏場。オフィスの中はエアコンがガンガンで、足先や手先は冷たくなり、倦怠感もひどくなります。

人の体温は自律神経がつかさどっています。その自律神経、５℃以上の急激な気温の変化にはうまく対応できないのです。こういった急激な気温変化が繰り返されると、交感神経と副交感神経のバランスに異常をきたし、クーラー病に。。。体の冷えが、むくみや片頭痛、食欲不振やイライラなど、心身に不調をもたらします。カーディガンを羽織っても、多くの場合、冷えはおさまりませんよね。それはやはり頭寒足熱が冷えを取ってくれるからです。足元の冷えがとれれば、上半身は薄着でも快適に過ごせるはずです。職場で過ごす時間が1日の中でも多くを占める方も多いはず。そんなオフィスのエアコン冷えやクーラー病に悩む方へ、オフィスでもできる冷え対策をご紹介します。

1、シルクの肌着

シルクは生きた繊維。人の肌と同時アミノ酸でできています。シルクの糸を広げたもので手を包むと不思議なほどにふわっと温かさを感じます。これはシルクの保温性。自分の熱を外に逃がさないのです。

シルクの肌着を着ると触れる肌もつるつるになるのは、よく知られています。寒さ対策にも、美容にもオススメなのがシルクの肌着です。

2、はらぱん ・はらまき

女性が特に気をつけたいのがお腹周りの冷え。おばあちゃんにも、お母さんにも、代々『女の子はお腹を冷やしたらダメ！』と言われた女性の方も多いのではないでしょうか。
女性のお腹周りには子宮や卵巣という大切な臓器が。これらは冷えによって機能が低下することもあるのです。また、冷えによるホルモンの変化もよくありません。冷えを取ることは、自分の身体を大切にすることなのです。はらまきやはらぱんなら、スーツや制服などのオフィスファッションでも、アウターに響かず着用することができます。

3、冷えとり靴下

やはり足元の冷えが一番大切。体の巡りが悪くなるとどうしても足元に老廃物がたまってしまいます。半身浴をしたらすぐに冷えとり靴下を履いて冷えないようにしましょう。

しかし、オフィスでは靴下は着用できない！という方も多いはず。そんな方には、黒のシルクの靴下や、浅履きのシルクフットカバーなどがオススメ。靴下がダメという決まりはないけど、4枚重ねて外出するのは。。。という方にはシルク＆ウールで1枚で2足分の温もりが感じられる、おしゃれなリブ編み靴下を試してみるのもいいですね。パンツスーツの方には中に付けられるレッグウォーマーがオススメです。

第二の心臓と言われる、ふくらはぎを温めることもとても大切です。靴下をシルクやウールに変えるだけで、こんなにも全身の冷えの感じ方が違うんだと驚きと心地よさを感じるはずです。

4、シルクブランケット

ひざ掛けは使用している方も多いのではないでしょうか。
下半身を足元までしっかり包み込める大判のものがオススメです。
シルクの起毛のブランケットの触りごこちは格別で仕事もはかどりそうです。

5、湯たんぽ

湯たんぽと読んで、『いやいや、無理！』となった方もいるかもしれません。もちろん職場の雰囲気や環境など、難しい方も多いはず。
できれば陶器でお湯を入れるタイプが一番なのですが、もちろん難しい場合はレンジなどで温めるタイプで代用しても。
少ないお湯で使用できるタイプの湯たんぽもあるので、それぞれの職場で使えそうなものを探してみてください。

冷えの原因が多くあふれる夏こそ、冷えとりをできる範囲で続けていくことで、夏バテや夏風邪などの辛い不調を避けて毎日を健やかに過ごしましょう。