プレママ必見!妊娠中の冷えにご用心。妊婦さんにおすすめの冷え対策
妊娠中、ママとお腹の赤ちゃんの無事な成長のために、気をつけたいことはたくさんあります。
その中でも「冷え」は、引き起こす影響の種類が多く、妊娠中の大きなトラブルにもつながりかねません。
なるべく避けたい、妊娠中の「冷え」について、その原因と影響を紹介します。
■妊婦さんが冷えやすい原因
①女性ホルモンや自律神経の乱れ
そもそも女性は子宮や卵巣が骨盤に集まっている分、巡りが滞りやすく、男性に比べて冷えやすいといわれています。
さらに妊娠中はつわりや大きくなるお腹によって、普段の状態ではないためストレスも非常に感じやすくなります。
ストレスは血流の巡りを整えるのに大敵。
なるべくストレスを溜めないよう、自分自身で気分転換を図ることはもちろん、周囲に助けを求めることもとても大切です。
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②姿勢の変化
妊婦さんは、大きなお腹を支えたり、腰痛が起こることにより、どうしてもお腹を突き出すような姿勢になります。
もともと巡りが弱い下半身は、姿勢の変化による血行不良で、簡単に冷えてしまうのです。
③運動不足による筋肉量の低下
妊娠中はどうしても運動不足になります。筋肉量が低下すると筋肉運動による発熱や血流も下がるため、冷えを招きます。
もちろん、妊娠中の過度な運動はよくありません。
そんなときに積極的に温めていただきたいのが、ふくらはぎ。
「第二の心臓」とも呼ばれ、心臓に血液を送るポンプのような役割をしています。
すねやふくらはぎを触ったときにひんやりしていたら、冷たい血液が全身に巡ってしまっている可能性大。
脚元をしっかりとカバーして、温かい血液を巡らせましょう。
④体感温度による、エアコンのかけすぎや薄着
妊娠中に夏を迎えると、暑くて暑くて仕方ない!という方も多いのではないでしょうか?
妊娠中は、ホルモンの変化で発汗や動悸が起こったり、脂肪量が増えることにより暑いと感じます。
しかし、それは上半身が熱を帯びているだけかもしれません。
足先を触るのと冷たい場合も。上半身と下半身の温度差が大きくなるということはそれだけ「冷え」も進んでいるということ。
暑くてエアコンをかけたり、薄着になるときは「頭寒足熱」を心がけてみてください。
上半身が涼しくなれば心地よいですし、下半身を温めても不快には感じないはずです。
■冷えによる妊婦さんへの影響
冷えによって妊婦さんに与える影響は様々な上、深刻化するものも。
引き起こす影響をよく知ることで、妊娠中の冷えを防ぐことの大切さを感じてください。
体の冷えによって、初期のつわりがひどくなり、人によっては食事をとれないほどになることも。
お腹が張りやすくなり切迫早産が懸念されたり、腰痛や便秘にもなりやすく、足がむくんだり、つりやすくなったりします。
ただでさえ体調の変化で不安になりやすい妊娠中。できることから始めて、一つでも改善したいですよね。
■出産・産後への影響
妊娠中の冷えは出産や産後にも大きく関わってきます。
冷えが筋肉を固くすると、痛みに敏感になり陣痛が弱くなることがあります。
本来強い陣痛により子宮口が広がりお産が順調に進むのですが、陣痛が弱いとお産が進みにくく時間がかかり難産になることも。
また、産後のママにとって重要な母乳にも影響が。
母乳にも味があり、食事や体調により変化します。
ママの血液から作られる母乳、ママが冷えていれば母乳も冷えてしまうのです。
■赤ちゃんへの影響
胎内が冷えていると赤ちゃんは温かいところを探して動き回ります。
それにより、逆子になるリスクが上がるともいわれています。
逆子が治らず、逆子体操やお灸などされている方には「冷えをとる」ということも試してみていただきたいです。
また、栄養の全てをへその緒から取り入れている赤ちゃん。
血流が悪いと赤ちゃんに十分な栄養が送られにくくなってしまいます。
早産や流産のリスクを減らすためにも、妊娠中の冷えは大敵なのです。
■妊娠中、冷えとりは強い味方
実は冷えとり実践者の中で、安産体験談は非常に多いのです。妊娠中のつわりも軽くなったという声も。
免疫力が下がり、体調を崩しやすい妊娠中だからこそ、自分自身の体をうんと労って過ごしましょう。
半身浴や足湯を行い、食事は体にいいものを腹8分目。
足やお腹・お尻周りを冷やさないように天然繊維の靴下、はらぱん、インナーウエアを身に着ける。
妊娠中に気をつけたいことが冷えとりにはつまっているのです。
笑顔で出産と育児を楽しめるよう、足元、お腹周りを温めることから始めてみませんか?
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